山本病院事件、専門医は用いない「無謀な手術法」(読売新聞)

 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(解散)で2006年、肝臓の腫瘍(しゅよう)摘出手術を受けた男性(当時51歳)が死亡した事件で、業務上過失致死容疑で逮捕された元理事長の山本文夫被告(52)(詐欺罪で実刑判決を受け控訴中)らが、男性に対し、背中側にあった腫瘍を、胸部を縦横約15センチずつ開き切除する方法で執刀していたことがわかった。

 専門医なら使わない手術法だといい、県警は、知識と経験がない山本被告らの手術の実態解明を進める。

 捜査関係者によると、男性の肝臓の腫瘍は肝静脈や大動脈など、重要な血管が近くを通る右脇腹の背中側にあり、肝臓手術で最も難易度が高いとされる。

 専門医によると、背中側に腫瘍がある場合は、胸から下腹部にかけて大きく開腹。その後、肝臓を裏返して腫瘍を切除する「脱転法」を用いるという。

 しかし、同病院の看護師らの証言では、山本被告らは胸だけを開き、十分に止血しないまま肝臓を胸側から切り進んで、背中側の腫瘍を切除。この方法について、専門医は「あまりにも無謀なやり方だ」と驚く。

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日本ビクター、海外事業で不適切会計(読売新聞)

 東証1部上場の音響機器メーカー「JVC・ケンウッド・ホールディングス」(横浜市)は8日、傘下の日本ビクターの海外事業で不適切な会計処理が判明し、2005年3月期以降の5年間について、JVC・ケンウッドと日本ビクターの決算を訂正すると発表した。

 訂正される損失額は約170億円に上る。証券取引等監視委員会は、有価証券報告書などに虚偽の記載があったとして、金融商品取引法に基づき、課徴金を科すよう金融庁に勧告する方針。

 JVC・ケンウッドは09年9月中間期決算で、欧州での事業縮小に伴う損失として、76億円を計上した。しかし、監視委が昨年12月、同社への調査に着手すると、同社は1月4日、弁護士ら外部の専門家らによる調査委員会を設置して再検討を開始。その結果、スペインやドイツにある日本ビクターの販売子会社で未計上の販売促進費や、回収不能の販売代金が見つかり、不適切な会計処理を続けていた実態が判明した。JVC・ケンウッドは76億円についても過去にさかのぼって計上し直す方針で、訂正される損失額は計170億円に上るという。同社の河原春郎会長は8日の記者会見で「株主、投資家など多くの関係者に深くおわびを申し上げる」と謝罪した。

 JVC・ケンウッド・ホールディングスは08年10月に、日本ビクターとケンウッドが統合して設立した持ち株会社。

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