【新・関西笑談】探せ未来の虎戦士(4)阪神スカウト 田中秀太さん(産経新聞)

 ■キーマンは2人の同級生 ベテランの底力を長く見ていたい。

 −−昨年9月23日に甲子園球場で行われたウエスタン・リーグ最終戦が引退試合。スタンドには7千人のファンが詰めかけてくれた

 田中 本当は鳴尾浜球場で行われるはずだったんですよ。でも球団が配慮してくれて。ボクは平成17年から1軍では5年間、ヒットを一本も打っていなかった。なのに、セレモニーをやっていただき感謝でした。こんな幸せ者はいない。一生の思い出です。

 −−年末にチームメートや関係者が集まって盛大な食事会をしたと聞いたけど、これもチーム内外で慕われていた証しなのでは

 田中 金本(知憲、阪神外野手)さんや鳥谷(敬、阪神内野手)が来てくれました。赤星(憲広、元阪神外野手)からは「自分が秀太と同じ年に引退するとは思ってもいなかった」といわれて大笑いでした。

 −−事情通の田中スカウトに、タイガースの裏話を聞きたいんだけど、赤星の引退は寝耳に水だった

 田中 いや、あいつが首が痛くて眠れない、昨年10月に全国各地の病院でみてもらったが、あまり診断結果はよくなかったと聞いていました。ボクなら年俸5千万円(赤星の昨年の年俸は2億5千万円)でいいから、もう1年現役でいさせてくださいと球団に頭を下げてお願いしていたでしょうけど。

 −−城島(健司、阪神捕手)選手が入団したけど、あれには驚いた

 田中 昨年末に城島と電話で話をしたんです。同級生ですからね。5年ぶりの日本球界復帰で燃えていましたよ。甲子園でプレーするのも楽しみだと。

 −−城島選手が阪神の雰囲気に溶け込めるか不安視する声もあるけど

 田中 ボクは注目されるとびびってしまうが、彼はプレッシャーを楽しむタイプだから大丈夫。九州男児を絵に描いたような男。根はすごくマジメだけど気が強いし、思ったことは包み隠さず口にする。阪神は人気球団だから、ちょっぴり心配な面もあるけど。ボクと城島の同級生の新井(貴浩、阪神内野手)君もいますし。マスコミのみなさんが気にするようなことにはならないと、ボクが保証します。

 −−もう1人、気になるのは4月で42歳になる金本選手。元日恒例の広島のジムでのトレーニングの後、報道陣に「去年と同じ(成績)なら先が見えてくる」と意味深長な発言をしたが

 田中 金本さんは昨年、一昨年と左ヒザを手術してオフは、からだを鍛えることよりもリハビリに専念していたが、今年は体の状態もいいみたいですし、心配ないでしょう。それとボクは鳥谷にも期待しているんです。リーダーとしての自覚がでてきたし、赤星が引退して、「自分がチームを引っ張っていかなきゃいけない」と平気でいえるようになった。見かけはクールにみえるが、もともとハートは熱い男です。

 −−今年の阪神のキーマンを挙げるとしたら

 田中 ボクの同級生たち。新井はそれなりにやるでしょうが、金村暁(阪神投手)と福原(忍、阪神投手)かな。彼らは今年ダメならと危機感をもってオフを過ごしていますよ。世代交代といわれているが、ここぞというときに頼りになるのは、ベテランの底力。ボクは32歳で現役を引退したけど、同級生の2人には少しでも長くユニホームを着てもらいたいですね。(聞き手 三木建次)

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小沢氏政治資金問題 首相「自分に説明責任ない」(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は22日の衆院予算委員会で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件について、「小沢氏個人の問題だ。(首相自身に)説明責任が生じるとは思っていない」と述べた。首相は「小沢氏の説明責任が果たされているかどうかより、まず検察に説明することがスタートだ」と強調した。公明党の井上義久幹事長が「小沢氏の幹事長留任を認めたことで、首相に説明責任が生じる」とただしたのに答えた。

 東京地検特捜部に逮捕された民主党衆院議員の石川知裕容疑者について、「起訴されないことを望みたい」と21日に発言したことに関しては、「誤解を与えてしまうのならば撤回したい」と述べた。その上で「捜査によって無実が証明されればよいとの思いで言った。捜査に介入する意図は毛頭ない」と釈明した。

 一方、首相自らの偽装献金事件に関連し、野党時代に「秘書の罪は国会議員の罪」と発言したことについては、「秘書と政治家が同罪だと論理的に言ったわけではない。(秘書の)罪に対する責めを負わなければならないとの趣旨だ」と説明した。

 首相は実母から受け取った12億6000万円の使途の公表を求められると、「お示しできるところは示したい。例えば事務所費は伝えることができる」と前向きな姿勢を示した。ただ同時に「支出には問題がなかったと理解している。プライバシーの部分もあり、すべてを公表する義務はまるでない」と、すべての開示については拒否した。

 北朝鮮による日本人拉致事件の解決に向け、自ら訪朝する可能性については「現実にタイミングが熟していると感じていない。具体的な日程を考えているわけではない」と述べるにとどまった。

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